知っておきたい 『病院の薬』

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医療用医薬品成分

乳酸カルシウム

解説

『乳酸カルシウム』は、代謝性疾患の薬 に用いられる医薬品成分です。

作用

カルシウムが不足している低カルシウム血症やテタニー症状などに対して用いられるカルシウム成分で、骨や歯の構成物質となるとともに筋肉や神経を調節する働きがあります。この成分は単独で用いることはなく、活性型ビタミンD製剤や他の骨粗鬆症治療薬とともに用いられます。

使用上の注意

[使用してはいけない場合]

高カルシウム血症、腎結石、重度腎不全

[慎重に使用すべき場合]

活性型ビタミンD製剤使用者、ジギタリス使用者

副作用

高カリウム血症、結石症、腹部膨満感、胸やけ、軟便、頭痛、動悸、発疹

本成分を用いた医薬品