知っておきたい 『病院の薬』

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医療用医薬品成分

テルミサルタン

解説

『テルミサルタン』は、血圧の薬 に用いられる医薬品成分です。

作用

強い血圧上昇因子であるアンジオテンシンⅡが結合する受容体と結合する作用があるため、特異的に拮抗して血圧上昇作用を阻害し、血圧を下げる効果を示します。作用は24時間持続するため1日1回の服用で効果があり、腎機能障害を伴う高血圧に対しても使用することが出来ます。

使用上の注意

[使用してはいけない場合]

テルミサルタン過敏症、重度肝機能障害、妊婦

[慎重に使用すべき場合]

脳血管障害

副作用

頭痛、めまい、不眠、低血圧、低血糖、だるさ、むくみ、筋肉痛、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、便秘、肝機能障害、腎機能障害、ねむけ、肝機能数値の上昇

重大な副作用

過敏症状(発疹など)、血管浮腫(呼吸困難を伴う顔面、舌、声門、喉頭の腫れ)、肝炎、腎不全、アナフィラキシー様症状、横紋筋融解症、不整脈、血液障害、失神、意識喪失、間質性肺炎、高カリウム血症

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

ミカルディス