知っておきたい 『病院の薬』

イアトリズム総合案内
医療用医薬品成分

デキストラン硫酸ナトリウムイオウ

解説

『デキストラン硫酸ナトリウムイオウ』は、循環器系の薬 に用いられる医薬品成分です。

作用

肝臓でのトリグリセリド合成に関与する肝性トリグリセリドリパーゼ(HTGL)の働きを活性化させるとともに、血液中でのリポ蛋白リパーゼ(LPL)を増加させてトリグリセリドの分解を促進する作用があるため、血液中の中性脂肪(トリグリセリド)を減らす効果を示します。

使用上の注意

[使用してはいけない場合]

デキストラン硫酸ナトリウムイオウ過敏症

[慎重に使用すべき場合]

出血傾向、重度腎疾患

副作用

胃部不快感、ショック、出血傾向(出血しやすい、出血が止まりにくいといった症状)、食欲不振、下痢、腹部膨満感

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

MDSMDSコーワ