医療用医薬品成分
チニダゾール
解説
『チニダゾール』は、感染症などの薬 に用いられる医薬品成分です。
作用
トリコモナスの中で還元され、フリーラジカルを生成しながらニトロソ化合物(R-NO)に変化する作用があるため、DNAの二重鎖を切断して機能障害を起こし、トリコモナスの分裂・増殖を抑制する効果を示します。
使用上の注意
[使用してはいけない場合]
チニダゾール過敏症、血液疾患、脳の器質的疾患、脊髄の器質的疾患、妊娠3ヵ月以内
[慎重に使用すべき場合]
妊婦
副作用
血液障害(白血球減少など)、嘔吐、胃部不快感、頭重、食欲不振、吐き気、下痢、腹痛、のどの渇き、頭痛、倦怠感、胃腸症状、口内炎、上腹部痛
重大な副作用
過敏症状(内服剤では発疹など、腟錠では、かゆみ、発赤などのアレルギー症状)、局所の軽い熱感、刺激感、痛み、かゆみ、発赤、過敏症状(発熱など)、手足のしびれ