医療用医薬品成分
シロドシン
解説
『シロドシン』は、泌尿器系の薬 に用いられる医薬品成分です。
作用
尿道や前立腺の交感神経α₁受容体を選択的に遮断して尿道をゆるめる作用があるため、尿勢低下・遷延性排尿・頻尿・残尿感などの排尿障害を改善する効果を示します。
使用上の注意
［使用してはいけない場合］
シロドシン過敏症
［慎重に使用すべき場合］
起立性低血圧、肝機能障害、腎機能障害、ホスホジエステラーゼ５阻害剤使用者
副作用
軟便、下痢、めまい、肝機能障害、ED(勃起不全)、失神、腎機能障害、黄疸、射精障害、尿失禁、口の渇き、便秘、胃腹部痛、頭痛、鼻出血、鼻閉、心房細動、不整脈、血圧低下、血圧上昇、かすみ目、眼充血、血液障害、むくみ、トリグリセリド上昇、ふらつき、術中虹彩緊張低下症候群(白内障の手術中に虹彩が不安定な状態になる)、口内炎、女性化乳房、肩こり、性欲減退、ねむけ、ほてり、耳鳴り、苦味、胸痛、腰痛、下肢脱力感、発汗
重大な副作用
意識喪失