知っておきたい 『病院の薬』

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医療用医薬品成分

シノキサシン

解説

『シノキサシン』は、泌尿器系の薬、感染症などの薬 に用いられる医薬品成分です。

作用

グラム陰性菌のDNAジャイレースの働きを阻害する作用があるため、核酸合成を抑制ないし妨害し、グラム陰性菌を死滅させる効果を示します。この成分は主に膀胱炎や腎盂腎炎などに優れた効果を示します。

使用上の注意

[使用してはいけない場合]

シノキサシン過敏症、妊婦

[慎重に使用すべき場合]

重度腎機能障害

副作用

血液障害(白血球減少、貧血など)、胃部膨満感、胃部不快感、胃痛、口内炎、しびれ感、ねむけ、倦怠感、めまい、頭痛、けいれん、抑うつ(理由もなくふさぎ込む)、興奮、吐き気、嘔吐、食欲不振、下痢、便秘、のどの渇き

重大な副作用

過敏症状(発疹、じんましん、発熱、かゆみなどのアレルギー症状)、ショック症状(血圧の低下、呼吸困難など、全身の機能が著しく低下する状態)

本成分を用いた医薬品

[後発医薬品(ジェネリック医薬品)]

タツレキシン