知っておきたい 『病院の薬』

イアトリズム総合案内
医療用医薬品成分

アリルエストレノール

解説

『アリルエストレノール』は、女性の薬、ホルモン剤 に用いられる医薬品成分です。

作用

男性ホルモンと拮抗する性質を持っており、前立腺の細胞内に選択的に取り込まれて男性ホルモンの作用を抑制するとともに、血液中から前立腺細胞内へ男性ホルモンが吸収されるのを阻害する効果があります。主に男性ホルモンによる前立腺肥大の進行を抑制するために用いられています。

使用上の注意

[使用してはいけない場合]

重度肝機能障害、肝疾患

[慎重に使用すべき場合]

心疾患、心疾患の既往、腎疾患、腎疾患の既往

副作用

性欲減退、ポテンツ低下、貧血、白血球減少、胸やけ、ED(勃起不全)

重大な副作用

過敏症状(発疹など)

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

パーセリン

[後発医薬品(ジェネリック医薬品)]

アランダールエルモランコバレノールサルミコールペリアスメイエストン