医療用医薬品成分
コバマミド
解説
『コバマミド』は、ビタミン剤 に用いられる医薬品成分です。
作用
この成分は補酵素型ビタミンB₁₂であり、メチルマロニルイソメラーゼと呼ばれる成分の補酵素として働いてメチルマロニルをサクシニルへ変換させる作用があるため、赤血球の構成物質であるヘムの合成を促進するとともに、貧血状態を改善する効果を示します。また、ビタミンB₁₂は神経の修復・再生にも関与するため、神経痛・末梢神経炎・筋肉痛・関節痛・中枢神経障害などを改善する効果も示します。
副作用
胃腸症状(胃部不快感、食欲不振、吐き気、下痢など)、胃腸症状(食欲不振・吐き気など)、むくみ
重大な副作用
過敏症状(発疹、かゆみなどのアレルギー症状)、過敏症状(かゆみ、紅斑といったアレルギー症状)