知っておきたい 『病院の薬』

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医療用医薬品成分

グルタチオン

解説

『グルタチオン』は、眼の薬、代謝性疾患の薬 に用いられる医薬品成分です。

作用

もともと生体内のあらゆる組織に広く分布している成分で、グルタチオンペルオキシダーゼとグルタチオン-S-トランスフェラーゼの基質となります。グルタチオンペルオキシダーゼは酸化水素や過酸化脂質を取り除く抗酸化作用があり、グルタチオン-S-トランスフェラーゼは発がん性物質・治療薬剤・環境有害物質などから産生される求電子化合物を解毒する作用を持っています。これら2つの作用により、毒物の代謝を促進する効果を示します。

副作用

眼の刺激感、目のかゆみ、食欲不振、吐き気、嘔吐、胃痛

重大な副作用

過敏症状(発疹などのアレルギー症状)

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

タチオン

[後発医薬品(ジェネリック医薬品)]

グルタチオンランデールチオンランデールチオンS