知っておきたい 『病院の薬』

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医療用医薬品成分

アムホテリシンB

解説

『アムホテリシンB』は、感染症などの薬 に用いられる医薬品成分です。

作用

消化管内でのカンジダの細胞膜に障害を及ぼして死滅させる作用があるため、カンジダの異常増殖を抑制する効果を示します。この成分は消化器から体内に吸収されることはないため、全身に及ぶカンジダ症の場合は注射薬として用いられます。

使用上の注意

[使用してはいけない場合]

アムホテリシンB過敏症

[慎重に使用すべき場合]

妊婦

副作用

肝機能障害、血液障害、みぞおちの痛み、胃腸障害(吐き気、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、下痢、便秘、腹痛、口内炎など)、中毒性表皮壊死症

重大な副作用

皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、過敏症状(発疹、発熱などのアレルギー症状)

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

ファンギゾンシロップ

[後発医薬品(ジェネリック医薬品)]

ハリゾン