医療用医薬品成分
オキシメテバノール
解説
『オキシメテバノール』は、呼吸器系の薬 に用いられる医薬品成分です。
作用
延髄の咳中枢に作用し、弧束核のシナプスで咳反射を抑制する働きがあるため、感冒・気管支炎・肺結核などに伴う咳を鎮める効果を示します。効果は比較的早く出現するが、依存性を生じることがあるため連用には注意が必要です。
使用上の注意
［使用してはいけない場合］
重度呼吸抑制、心不全、痙攣状態、急性アルコール中毒、アヘンアルカロイド過敏症
［慎重に使用すべき場合］
心機能障害、呼吸機能障害、肝機能障害、腎機能障害、脳の器質的異常、薬物依存の既往、ショック状態、衰弱状態、妊婦
副作用
吐き気、嘔吐、便秘、食欲不振、ねむけ、頭痛、頭重、めまい、口の渇き、腹痛、過敏症(かゆみ)、依存性
重大な副作用
禁断症状