塩酸プラゾシン

医療用医薬品成分

『塩酸プラゾシン』は、血圧の薬、泌尿器系の薬 に用いられる医薬品成分です。

血管の交感神経性α₁受容体を遮断する作用があるため、交感神経が支配する末梢血管の収縮を抑えて拡張させ、血圧を下げる効果を示します。また下部尿路平滑筋の交感神経性α₁受容体を遮断する作用もあるため、平滑筋の収縮を抑えて弛緩させるとともに前立腺内の圧を低下させる効果を示します。

塩酸プラゾシン過敏症

肝機能障害、ホスホジエステラーゼ５阻害作用のある薬剤使用者、妊婦

頭重、動悸、頻脈、下痢、便秘、腹痛、吐き気、嘔吐、むくみ、胸痛、ほてり、かすみ目、脱力感、めまい、頭痛、ねむけ、不眠、手足のしびれ、倦怠感(だるさ)、うつ状態、胃腸障害(胃部不快感、口の渇き、食欲不振など)、頻尿、鼻づまり、のぼせ、持続性勃起

失神、意識喪失、狭心症、過敏症状(発疹、かゆみなど)