知っておきたい 『病院の薬』

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医療用医薬品成分

塩酸フェニレフリン

解説

『塩酸フェニレフリン』は、眼の薬 に用いられる医薬品成分です。

作用

眼の交感神経を刺激する作用があるため、末梢血管を収縮させて速やかに瞳孔を拡げる効果を示します。治療だけではなく診断を目的に使用することもあり、5~6時間で正常な状態に戻ります。

使用上の注意

[使用してはいけない場合]

眼内圧亢進

[慎重に使用すべき場合]

高血圧、動脈硬化症、心疾患、糖尿病、甲状腺機能亢進症、妊婦

副作用

眼痛、アレルギー性結膜炎、眼瞼結膜炎、眼圧の上昇、血圧の上昇、動悸、吐き気、便秘、のどの渇き、ほてり、嘔吐、頭痛

重大な副作用

血清カリウム値の低下、過敏症状(まぶたの腫れや赤み、白目の充血)

本成分を用いた医薬品