知っておきたい 『病院の薬』

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医療用医薬品成分

エルトロンボパグオラミン

解説

『エルトロンボパグオラミン』は、代謝性疾患の薬 に用いられる医薬品成分です。

作用

血小板の生成に関わる因子であるトロンボポエチンの受容体と特異的に結合し、骨髄造血細胞の増殖および分化を促進させ、血小板の数を増加させる効果があります。そのため、血小板が減少する病気の一つである特発性血小板減少性紫斑病の治療薬として用いられますが、他の治療で十分な効果が得られない場合や忍容性に問題があると判断された場合に限られています。

使用上の注意

[使用してはいけない場合]

エルトロンボパグオラミン過敏症

[慎重に使用すべき場合]

肝機能障害、腎機能障害、血栓症、塞栓症

副作用

悪心、嘔吐、下痢、口内乾燥、脱毛症、発疹、背部痛、疲労、血小板増加、低カリウム血症、白内障、頭痛

重大な副作用

肝機能障害、血栓塞栓症、出血、骨髄の線維化

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

レボレード