医療用医薬品成分
硫酸ゲンタマイシン
解説
『硫酸ゲンタマイシン』は、眼の薬、感染症などの薬、抗生物質 に用いられる医薬品成分です。
作用
細菌の成育に必要なタンパク質合成を阻害するため、細菌の増殖を抑える効果を示します。主にブドウ球菌・連鎖球菌・肺炎球菌・緑膿菌などグラム陽性菌・陰性菌の両方に強い効力を示し、皮膚や眼の感染症に用いられています。
使用上の注意
[使用してはいけない場合]
硫酸ゲンタマイシン過敏症、アミノグリコシド系抗生物質過敏症、バシトラシン過敏症
副作用
過敏症状(発疹)、目の刺激感、眼の異物感、羞明、アレルギー性結膜炎、アレルギー性眼瞼炎
重大な副作用
過敏症状(まぶたの腫れや赤み、白目の充血や腫れ、かゆみ)、刺激症状(目が痛む、しみるなど)