知っておきたい 『病院の薬』

イアトリズム総合案内
医療用医薬品成分

ラメルテオン

解説

『ラメルテオン』は、不眠症の薬 に用いられる医薬品成分です。

作用

視交叉上核に存在するメラトニン受容体(MT₁/MT₂)を刺激する作用があるため、睡眠中枢を賦活させ自然な睡眠を促す効果を示します。この成分に強力な効果はありませんが、副作用も少なく、薬物依存性もありません。

使用上の注意

[使用してはいけない場合]

重度肝機能障害、マレイン酸フルボキサミン使用者、ラメルテオン過敏症

[慎重に使用すべき場合]

肝機能障害、重度睡眠時無呼吸症候群、脳の器質的異常、高齢者

副作用

ねむけ、傾眠、頭痛、めまい、発疹、便秘、吐き気、倦怠感、プロラクチン上昇、アナフィラキシー様症状(じんましん、血管浮腫などの症状)

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

ロゼレム