メッケル憩室シンチグラフィー
- 検査対象
- 小腸
胃粘膜組織に集まる性質を持つ放射性同位元素(RI)を静脈に注射したのち、15分後、30分後、2時間後、シンチカメラと呼ばれる専用の装置を用いて放射性同位元素から放出される放射線を捉え、得られたデータをコンピューターで処理し画像化する検査。
「メッケル憩室シンチグラフィー」は、アイソトープ検査・RI検査・核医学検査などとも呼ばれ、異所的に小腸に形成された胃粘膜組織を持つメッケル憩室の有無の診断に用いられる。
検査の対象となる主な疾患
- メッケル憩室
- など
備考
メリット | メッケル憩室を正確に特定することができます。 |
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デメリット | 放射性同位元素(RI)が体内から体外へ排出されるのに時間がかかります。 |
注意事項 | ①妊娠している方は医師に申告する ②金属類をすべて外す ③検査前に排尿しておく |
- 基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。