知っておきたい 『病院の検査』

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MAC-PCR

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検体
喀痰あるいは体液

結核菌の遺伝子を調べる検査である結核菌-PCRが陰性であるものの、胸部X線検査において抗酸菌の感染が疑われる場合に行われる検査。
「MAC-PCR」は、検体に微量に存在する非結核性抗酸菌であるMAC菌の遺伝子を増幅させることにより、迅速に抗酸菌感染の有無を調べることを可能とさせる。

基準値

陰性(-)

異常値を示す疾患

陽性を示す疾患

  • MAC菌感染症
  • など
  • 基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。