クラミジア・トラコマティス-PCR
- 検体
- 尿、喀痰、体液など
性感染症の中で最も感染率の高い、クラミジアトラコマティスの感染の有無を調べる検査。
「クラミジアトラコマティス-PCR」は、検体に微量に存在するクラミジアトラコマティスの遺伝子を増幅させることにより、迅速にクラミジアトラコマティスによる感染を調べることを可能とさせる。
基準値
陰性(-)
異常値を示す疾患
陽性を示す疾患
- 尿道炎
- 子宮頸管炎
- 新生児封入体結膜炎
- 新生児肺炎
- 精巣上体炎
- トラコーマ
- 鼻咽頭炎
- 直腸炎
- 不妊症
- クラミジア膣炎
- など
- 基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。