膿の細菌検査
- 検体
- 膿
膿を採取し、顕微鏡で細菌の有無を調べるほか、培養同定検査により菌の種類を特定する検査。
膿は、化膿性疾患にみられるもので「毛嚢炎」や「性感染症」など、様々な疾患の診断指標とされる。
基準値
陰性(-)
異常値を示す疾患
陽性を示す疾患
- 毛嚢炎
- 蜂巣炎
- クラミジア膣炎
- カンジダ膣炎
- トリコモナス膣炎
- 淋病
- 淋菌性膣炎
- 梅毒
- 尿道炎
- クラミジア-トラコマティス感染症
- など
- 基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。