細菌培養同定検査
- 検体
- 喀痰、尿など
採取した検体に含まれる細菌を一種類ずつ分離して培養し、各菌の性状や形を調べ細菌の名称を特定する検査。
「感染症」の原因となった細菌を知るための指標となる。
基準値
陰性(-)および 無し
異常値を示す疾患
陽性を示す疾患
- 細菌感染症
- 乾性角結膜炎
- 子宮内膜炎
- 乳腺症
- 乳腺繊維腺症
- 外耳炎
- 角膜炎
- アレルギー性結膜炎
- 流行性角結膜炎
- 急性出血性結膜炎
- 新生児封入体結膜炎
- 結膜炎
- 中耳炎
- 心膜炎
- 滲出性中耳炎
- 慢性中耳炎
- 内耳炎
- ウイルス性髄膜炎
- 化膿性髄膜炎
- 結核性髄膜炎
- 髄膜炎
- 梅毒性髄膜炎
- 細菌性髄膜炎
- 感染性髄膜炎
- 真菌性髄膜炎
- 子宮頸管炎
- 心内膜炎
- 感染性膣炎
- 急性扁桃腺炎
- 感染性皮膚炎
- 淋病
- MAC菌感染症
- MRSA感染症
- おたふく風邪
- 耳下腺炎
- 上気道炎
- 猩紅熱
- 腸チフス
- 百日咳
- 扁桃腺炎
- 細菌性心内膜炎
- レプトスピラ症
- 肝膿瘍
- ヘリコバクター・ピロリ感染症
- 鼻咽頭炎
- 急性咽頭炎
- 急性気管支炎
- 気管支炎
- 慢性気管支炎
- 肺結核
- 副鼻腔炎
- 慢性副鼻腔炎
- がん性髄膜炎
- など
- 基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。