抗CCP抗体
抗シトルリン化ペプチド抗体
- 検体
- 血清
関節の滑膜に存在する抗原CCP(シトルリン化ペプチド)に対する抗体「抗CCP抗体」の値を調べる検査。
抗CCP抗体は、何らかの自己免疫異常により関節の滑膜に炎症が行った際に現れる抗体であることから主に「関節リウマチ」や「膠原病」などの診断指標とされる。
基準値
4.5U/mL 未満
異常値を示す疾患
高値を示す疾患
- 関節リウマチ
- 膠原病
- など
- 基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。