NSE
神経特異エノラーゼ
- 検体
- 血清
腫瘍マーカー「NSE(神経特異エノラーゼ)」の値を調べる腫瘍のスクリーニング検査。
NSEは、解糖系酵素で「肝臓がん」や「卵巣がん」「乳がん」など、様々ながんの診断指標となる。
基準値
10 ng/mL 以下
異常値を示す疾患
高値を示す疾患
- 肺小細胞がん
- 神経芽腫
- 肝臓がん
- 卵巣がん
- 乳がん
- アプドーマ
- 胃潰瘍
- など
- 基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。