IAP
免疫抑制酸性タンパク
- 検体
- 血清
腫瘍マーカー「IAP」の値を調べる腫瘍のスクリーニング検査。
IAPは、免疫抑制酸性タンパクで「肺がん」「膀胱がん」「卵巣がん」「膵臓がん」など様々ながんの診断指標となる。
基準値
500μg/mL 以下
異常値を示す疾患
高値を示す疾患
- 食道がん
- 肺がん
- 膵臓がん
- 胆嚢がん
- 胆道がん
- 腎臓がん
- 膀胱がん
- 子宮頸がん
- 子宮体がん
- 卵巣がん
- 上顎がん
- 白血病
- 神経芽腫
- など
- 基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。