CA130
- 検体
- 血清
腫瘍マーカー「CA130」の値を調べる腫瘍のスクリーニング検査。
CA130は、糖鎖性のがん関連抗原で「膵臓がん」や「胆道がん」「卵巣がん」「子宮がん」など様々ながんの診断指標となる。
基準値
35U/mL 以下
異常値を示す疾患
高値を示す疾患
- 卵巣がん
- 卵管がん
- 肝臓がん
- 膵臓がん
- 肺がん
- 子宮頸がん
- 子宮体がん
- 胆道がん
- など
- 基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。