尿中BFP
- 検体
- 尿
腫瘍マーカー「BFP(α-フェトプロテイン)」の尿中の値を調べる腫瘍のスクリーニング検査。
BFP(尿中)は、胎児期に産生される胎児性タンパクで、主に「膀胱がん」などの診断指標となる。
基準値
10ng/mL 未満
異常値を示す疾患
高値を示す疾患
- 膀胱がん
- 前立腺がん
- 精巣がん
- 卵巣がん
- 肝臓がん
- 膵臓がん
- など
- 基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。