単球
MONO
- 検体
- 全血
白血球の一つである単球の全白血球に対する割合を調べる検査。
単球は、細菌や異物に対する貪食作用を持つため、その増減は「感染症」「炎症」「悪性腫瘍」などの診断指標となる。
基準値
2~10%
異常値を示す疾患
高値を示す疾患
- 風疹
- 麻疹
- 単球性白血病
- 真性多血症
- 肝炎
- 原虫疾患
- 結核
- 梅毒
- 猩紅熱
- など
- 基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。