知っておきたい 『病院の検査』

イアトリズム総合案内

好塩基球

BASO
doctor iat
検体
全血

白血球の一つである好塩基球の全白血球に対する割合を調べる検査。
好塩基球は、アレルギーなどに関与するため、その増減は「薬剤アレルギー」などの診断指標となる。

基準値

0~2%

異常値を示す疾患

高値を示す疾患

  • 麻疹
  • 粘液水腫
  • 慢性骨髄性白血病
  • 真性多血症
  • 原発性血小板血症
  • 潰瘍性大腸炎
  • など
  • 基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。