処方構成（この漢方方剤を構成する生薬の組み合わせ）
適応疾患および対象症状
顔色が悪い、肌のくすみ、生理不順、生理痛、月経困難、月経過少、不妊、おりもの、妊娠中のむくみ、習慣性流産、脚気、むくみ、腹痛、尿量減少、慢性腎炎、泥状便、手足のしびれ、舌の色が薄い、疲れやすい、足腰の冷え、貧血、倦怠感、更年期障害、頭痛、頭重、めまい、動悸、半身不随、心臓弁膜症、痔疾、肩こり、舌苔が白い
薬理作用
月経改善、鎮痛作用、顔色改善、整肌作用、浮腫改善、帯下改善、消腫作用、安胎作用、尿量改善、消炎作用、便通改善、感覚改善、疲労回復、舌色改善、冷感改善、貧血改善、頭重改善、元気回復、目眩改善、動悸改善、運動改善、痔疾改善、硬直緩和、舌苔改善
東洋医学的弁証（この方剤が対象とする、東洋医学の診断に基づく疾患および症状）
肝脾不和、血虚乗肝、月経不調、腹中疞痛、脚気浮腫
治法・治療原則（この方剤が持つ、東洋医学的治療法と治療原則）
調和肝脾、補血調経、柔肝止痛
- 『方剤種別』については、複数の漢方方剤種別に属する方剤もあるが、当該方剤の薬理作用が最も顕著にあらわれる漢方方剤種別に基づき、単一の方剤種別に属させている。
- 『東洋医学的弁証』および『治法・治療原則』については、中医用語に精通していない一般の方を考慮し、あえて重複表現を一部用いている。
- 『適用疾患および対象症状』については、当該方剤が直接的に効力を示す疾患・症状に加え、間接的に効力を示す疾患・症状についても併記している。
- 『この方剤の持つ「薬理作用」』については、当該方剤の直接的な薬理作用に加え、間接的な薬理作用についても併記している。