知っておきたい 『病気と症状』

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食中毒は、人体にとって有害な物質を経口的に摂取することによっ て発症する健康障害のことで、原因物質としてカンピロバクター・ 黄色ブドウ球菌・腸炎ビブリオ・サルモネラなどの細菌やそれらが 産生する毒素、テトロドトキシン・ソラニン・毒キノコ・青梅など の自然毒、ヒ素・カドミウム・鉛・水銀などの化学物質などが挙げ られます。 症状は、主に下痢・嘔吐・腹痛などの胃腸症状がみられ、けいれん などの神経障害や呼吸困難、発熱・発汗を生じる場合もあります。 食中毒は原因物質によって潜伏期間や症状が大きく異なるため、そ れらに合わせた適切な治療が大切なのです。

『食中毒』

代表的な『症状』
悪心・嘔吐・下痢・血便・腹痛・発熱 など
発症する『原因』
サルモネラ・腸炎ビブリオ・ブドウ球菌・腸管病原性大腸菌・ボツリヌス・カンピロバクター・テトロドトキシン・ソラニン・ヒ素・カドミウム・鉛・水銀 など
行われる『検査』
便の細菌培養検査・血清学的検査・遺伝子検査 など
行われる『治療』
薬物療法・食事療法・輸液・鍼灸治療 など