睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中の無呼吸や高いびき、昼間の眠気、 集中力の低下などを主症状とする疾患で、それは覚醒時に呼吸障害 がないにもかかわらず、睡眠中に10秒以上続く無呼吸が7時間の 間に30回以上、あるいは睡眠1時間あたり5回以上起こるものと 定義されています。 そしてそれには、咽喉部の腫瘍や肥満などにより上気道が閉塞して 起こる「閉塞型」と、脳腫瘍や脳血管障害などによって呼吸中枢が 障害され呼吸運動そのものが停止する「中枢型」、およびその両方 がみられる「混合型」の3つの型があり、治療としては手術や肥満 の改善など基礎疾患に対するものが必要です。
『睡眠時無呼吸症候群』
- 代表的な『症状』
- 昼間の眠気・集中力の低下・頭痛・頭重感・動作緩慢・全身倦怠感・人格の変化 など
- 発症する『原因』
- 肥満・鼻が低い・鼻筋が曲がっている・舌が大きい・顎が小さい・脳腫瘍・脳血管障害 など
- 行われる『検査』
- パルスオキシメーター検査・携帯型モニター検査・ポリソムノグラフィー検査 など
- 行われる『治療』
- CPAP療法・マウスピース装着・外科手術・鍼灸治療 など