知っておきたい 『病気と症状』

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白血病は「血液のがん」ともいわれ、遺伝子変異を起こした造血細 胞が骨髄やリンパ節・末梢血で自律的に増殖して血液中にあふれる ため正常な造血が障害され、免疫力の低下による感染症、血小板の 減少による出血傾向、赤血球の減少による貧血などのほか、発熱や 全身倦怠感などがみられる疾患です。 この疾患は病態の違いから「骨髄性」と「リンパ性」に分類され、 それらはともに「急性」と「慢性」に分けられます。 また、それ以外に特殊なタイプとして特定のウイルスが原因となる 「成人T細胞白血病」がありますが、その他は原因が明らかではな く、放射線・ウイルス・薬剤などの関与が考えられています。

『白血病』

代表的な『症状』
全身倦怠感・疲れやすい・動悸・息切れ・微熱・出血しやすい・リンパ節腫脹 など
発症する『原因』
放射線・発癌物質・ヒト成人T細胞白血病ウイルス など
行われる『検査』
血液一般検査・血液生化学検査・骨髄検査・遺伝子検査 など
行われる『治療』
化学療法・薬物療法・造血幹細胞移植療法・輸血・鍼灸治療 など