喉頭がんは、喉頭部に発生する悪性の腫瘍で、50歳以降の発症が 多く、その男女比は約9:1と男性に多い疾患です。 原因としては喫煙が深く関与し、それ以外に飲酒歴や逆流性食道炎 の影響も指摘されています。 症状は声のかれが主で、比較的早期に発見されることが多いものの 声帯より上方、もしくは下方にがんがある場合は、必ずしも嗄声が 現れるわけではなく、その場合は無症状のまま腫瘍が増大し、呼吸 困難や嚥下困難などの症状で発見されることもあります。 しかし、早期の喉頭がんは米粒くらいの大きさで見つけられること が多いため、がんの中では比較的治りやすいがんと言えそうです。
『喉頭がん』
- 代表的な『症状』
- 声のかすれ・のどの不快感・嚥下時痛・呼吸困難・喘鳴・血痰 など
- 発症する『原因』
- アルコール・たばこ・刺激物 など
- 行われる『検査』
- 喉頭内視鏡検査・喉頭ストロボスコープ検査・生検組織検査・超音波検査・CT検査・MRI検査 など
- 行われる『治療』
- 放射線療法・化学療法・手術療法・鍼灸治療 など