『体質・肥満度』 チェック

冷やす力が弱く火照りやすいので、身体を冷やす作用のある「涼」の食品を多く摂り
身体を温める「温」や「熱」の食品を食べる場合は、より一層身体を冷やす「寒」の
食品を一緒に食べることが必要です。

体質パターンが「熱虚タイプ」の人は骨肉がすんなりして筋肉量が少なく無力的である場合が多いため
一見すると寒がりのようにも思えます。しかし「熱虚タイプ」の人の筋肉はマラソンランナーのように
一本一本の筋繊維が細く、また毛細血管の細い枝も隅々にまで行き届いているため血液の温もりが深部
にまで伝わり過ぎてしまい、そのため熱感が強くなってしまうのです。
ですから、ダッシュやマシントレーニングなどといった短い時間に大きな負荷を
筋肉にかける無呼吸の無酸素運動（運動終了直後150以上の心拍数）を積極的に
行いボディビルダーのような深部にまで熱の伝わりにくい太い筋繊維を持つ筋肉
を作ることが必要となるのです。そうすることにより筋繊維には血液の温もりが
適度に伝えられ、末梢の血液循環が正常なものに調整されることにより、過剰な
熱産生が抑えられるのです。